企業へのアンケート調査結果(甘楽・富岡地域)
ネットワーク強化・充実事業の一つとして企業の意向を把握するために、当法人(かんな会)が平成21年7月 7日〜7月31日にかけて、富岡市内に拠点を持つ企業43社にアンケートを送付しました。内、8件の回答がありました。
結果報告
1.現在障害者を雇用していますか?
している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6件
*雇用しての感想を聞かせてください。
他の社員と変わりありません。
難しい面もある。
軽度の障害であり、作業場のサポートは必要ない。
していない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2件
*雇用していない理由を聞かせてください。(複数回答可)
ア 設備が整っていない・・・・・・・・・・・・・・・1件
イ 障害者への接し方がわからない・・・・・・・・・・0件
ウ 指導者がいない・・・・・・・・・・・・・・・・・1件
エ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1件
(・雇用したことはあるが、障害者の方々に出来る仕事がなくなりそれ以後雇用していない。)
2.今後障害者雇用を検討しますか?
検討する・・・・・・・・・・・・・・2件
検討しない・・・・・・・・・・・・・6件
3.「2」で検討すると答えた方はどんなサポートが欲しいですか?(複数回等可)
ア 仲介者・・・・・・・・・・・・1件
イ 現場での指導者・・・・・・・・0件
ウ 助成金の情報・・・・・・・・・0件
エ その他・・・・・・・・・・・・1件 (どこにどのような人がいるのかの情報が欲しい。)
4.障害者雇用について企業側のサポートをする社会福祉法人があるのを知っていますか?
知っている・・・・・・・・・・・・・・3件
知らない・・・・・・・・・・・・・・・5件
5.特例子会社に関心がありますか?
関心がある・・・・・・・・・・・・・0件
関心がない・・・・・・・・・・・・・7件
その他・・・・・・・・・・・・・・・1件 (意味がわかりません。)
アンケートの回収率は18.6%(8件/43件)となりました。
「1 現在、障害者を雇用していますか?」の質問には75%(6件/8件)の企業が「している」と回答しました。
「している」と回答した企業に感想を求めたところ、雇用している障害者の障害の度合いは比較的軽く、特別なサポートなどを行なってはいないという声が聞かれる一方、難しいと答える企業もありました。
「していない」と答えた企業25%(2件/8件)に雇用していない理由を尋ねてみた所「設備が整っていない」「指導者がいない」などの述べられていました。
「2 今後障害者雇用を検討しますか?」の質問には25%(2件/8件)の企業が「検討する」と回答しました。「検討する」と回答した企業にどんなサポートが欲しいか尋ねた所、仲介者や障害者に関する情報などの回答がありました。
しかし、75%(6件/8件)の企業は「検討しない」と回答しました。
「4 障害者雇用について企業側のサポートをする社会福祉法人があるのを知っていますか?」の質問には37.5%(3件/8件)の企業が「知っている」と回答した反面、「知らない」と答えた企業も62.5%(5件/8件)と多く、今後企業に対して認知度を高めてゆくのが当法人も含めた社会福祉法人の課題であると考えさせられました。
「5 特例子会社に関心がありますか?」の質問には「関心がある0%(0件/8件)「関心がない87.5%(7件/8件)」「意味がわかりません12.5%(1件/8件)」とあるように、回答者である企業の人事担当者にとって特例子会社について関心は全く無いとも受け取れる結果になりましたが、特例子会社のメリットや存在そのものを知らなかったとも考えられます。当アンケートの調査地域である富岡市は大企業の数は少なく、特例子会社制度を受ける恩恵があまり無いこともこのような認知不足の原因になったと考えられます。